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    点検 2024.07.29

    屋根は自分で点検できる?点検のタイミングやチェック項目などを解説

    #屋根

    最終更新:2024.07.29

    自宅の経年劣化が進んでいると感じたり、大きな地震や台風があったりすると、自宅の屋根の状態が心配になる方も多いでしょう。

     

    ただ、屋根点検は頻繁に実施するものではないため、必要性やタイミング、費用相場などが分からないケースも少なくありません。

     

    また、屋根点検を検討している方のなかには、自分でできるのか気になっている方もいるのではないでしょうか。

     

    そこで今回は、屋根点検は自分でできるのか、点検のタイミングやチェック項目、点検を依頼した際の費用相場などを解説します。ぜひ参考にしてください。

     

     

    屋根の定期点検の必要性

     

    まずは、屋根点検の必要性から見ていきましょう。

     

    屋根は雨や風、太陽光などから住宅を守る重要な存在であり、屋根があることで家の安全性や耐久性が保たれています。

     

    しかし、常に外的要因の刺激を受け続けていることから、経年劣化や破損が起きやすい箇所です。

     

    経年劣化によって屋根塗装が剥がれたり、屋根材が破損したりして、屋根から雨漏りするケースも少なくありません。

     

    さらに、雨漏りが発生すると家の構造躯体が腐敗したり、部屋の天井から水が漏れてきたりして、大規模な修繕が必要となる可能性があります。

     

    「気が付いたら屋根の劣化が深刻化していて、大規模な修繕が必要だった……」

    といったトラブルを防ぐためにも、屋根点検が必要です。

     

    定期的に屋根点検を行い、早めに劣化や不具合を発見・修復することで、大規模な修繕を防いで住宅の寿命を伸ばすことにつながるのです。

    屋根点検を行うべきタイミング

     

    屋根点検の必要性について理解できたものの、

     

    「屋根っていつ点検が必要なの?」

     

    と疑問に感じる方もいるでしょう。

     

    ここでは、屋根点検を行うべきタイミングについて解説します。

    5~7年に一度

    屋根は普段、近くで状態を確認するのがむずかしい分、不具合が起きていても気が付きにくい箇所です。

     

    そのため、不具合を感じたら点検を行うのではなく、5~7年に一度を目安に点検を行うようにしましょう。

     

    前回の点検から5〜7年ほど経過していると、使用している屋根材や屋根塗装、周辺の金具などに経年劣化が生じている可能性が高く、点検に適したタイミングであるといえます。

     

    なお新築の場合は10年程度を目安に点検を検討するとよいでしょう。

    台風や豪雨などの災害後

    屋根は5~7年に一度を目安に点検を行うのがおすすめですが、台風や豪雨などの自然災害後も、屋根の点検を行うことが重要です。

     

    自然災害は、屋根に大きな負荷をかけ、屋根材の破損やズレ、落下などの問題を引き起こす可能性があります。災害によるダメージを早期に見つけ、速やかに修復することが大切です。

    【屋根材別】屋根点検でチェックすべき項目

     

    屋根点検でチェックすべき項目は、屋根材の種類によって異なります。

     

    早いタイミングで劣化を見つけるためにも、屋根材ごとにどのようなポイントを見るべきかチェックしていきましょう。

    スレート屋根

    セメントを主成分とするスレート屋根は、日本の住宅の主流の屋根材です。

     

    ケイミュー株式会社が取り扱うスレート屋根のブランド名の「カラーベスト」、製品名の「コロニアル」と呼ばれることもあります。

     

    スレート屋根は、以下のポイントをチェックしましょう。

    • ひび割れ
    • 変色
    • 腐食
    • 剥がれ
    • 棟板金の浮き・反り・サビ
    • コケや藻の発生

     

    スレート屋根は採用率が高いですが、スレート自体に防水性がないため、屋根塗装の効果が切れると不具合が表れやすくなります。

    瓦屋根

    日本の伝統的な屋根材として馴染みのある瓦は、粘土を焼き固めてできています。

     

    瓦は耐用年数が非常に長いことが魅力ですが、台風や地震で破損したり、周辺の部材が劣化したりすることがあるため、以下のポイントをチェックしてみてください。

     

    • 漆喰の剥がれ
    • 瓦の浮き
    • 瓦のズレ
    • 瓦の割れや欠落
    • 防水シートの破れ
    • コケや藻の発生

    このような症状が見られる場合、メンテナンスが必要であるといえます。

     

    関連記事:瓦のひび割れは自分で補修できる?放置するリスクや補修費用の相場を解説

    金属屋根

    金属屋根は複数の種類がありますが、なかでもガルバリウム鋼板は住宅の屋根材として人気が高まっています。

     

    ガルバリウム鋼板は軽量でスタイリッシュな見た目であることに加え、金属屋根のなかでは錆びにくく耐久性が高いことがメリットです。

     

    ただ、劣化しないわけではないため、点検のときは以下のポイントをチェックしてください。

     

    • サビ、サビによる穴あきの有無
    • 釘の抜け
    • 反り
    • 滑落
    • 色あせ
    • 剥がれ
    • 歪み

     

    また、ガルバリウム鋼板をはじめとする金属屋根は軽量であるため、飛来物がぶつかるなどの物理的な衝撃で歪んだり、へこんだりすることがあります。

    アスファルトシングル屋根

    アスファルトシングルとは、アスファルトで表面をコーティングしたシート状の屋根材です。

     

    シート状になっているため、軽量で割れないことがメリットですが、台風などの強風でめくれることがあるため、耐用年数が経過したり、大きな災害がおきたりした後は点検するようにしましょう。

     

    アスファルトシングルの点検時に見るべきポイントは以下のとおりです。

     

    • コケや藻の発生
    • 表面の石粒の剥離具合
    • 反り
    • 剥がれ
    • 釘が抜けていないか

     

    屋根に登って自分で点検できる?

     

    屋根点検を業者に依頼して行うとなると、見積もりや打ち合わせに時間がかかるうえに、費用もかかります。

     

    そのため、手間や費用をかけたくないという理由で、自分でできるのか気になっている方もいるでしょう。

     

    ここでは、屋根に登って自分で点検できるのか解説します。

    不可能ではないがおすすめできない

    自宅の屋根に登って点検することは不可能ではありませんが、専門知識や経験がない場合はおすすめできません。

     

    理由を見ていきましょう。

    理由1:高所で危険を伴うから

    屋根点検は高所作業となり、点検時は安全対策や専門的な知識・技術が必要です。

     

    高所作業とは2m以上の高さで行う作業を指します。

     

    労働基準法では、高所作業に該当する作業を行う場合、安全措置を取らなければならないと定められています。

     

    そのため、業者が屋根点検を行うときは、足場を組んだり、規定を満たす強度の命綱や安全帯を着用したりするなどして作業が行われています。

     

    専門業者であっても、安全対策をしっかり行ったうえで屋根点検を実施していることから、安全対策を十分にできず、知識や技術のない状態で自分で点検するのは危険だとわかるでしょう。

     

    怪我や事故のリスクをなくすためにも、高所作業となる屋根点検を自分で行うのは避けるべきであるといえます。

    理由2:屋根を破損させる可能性があるから

    屋根点検を自分で行うと、屋根材を誤って踏み抜いてしまうなど、屋根を破損させるリスクがあります。

     

    特に、古い屋根や劣化が進んでいる屋根の場合は、慎重に点検しているつもりでも破損させてしまう可能性があります。

     

    破損した屋根は修理に費用がかかるだけでなく、雨漏りの原因となり、さらなる問題を引き起こす可能性があるため、十分な知識のない状態で点検を行うのは危険です。

    理由3:きちんと点検できない可能性が高いから

    屋根の点検には専門的な知識と経験が必要です。

     

    屋根の上に登れたとしても、知識や経験がなければ屋根の不具合を見逃してしまう可能性があります。

     

    たとえば、細かなひび割れや劣化部分を見落としてしまい、結果的に必要なメンテナンスが行えないまま、状態を悪化させてしまう可能性があるでしょう。

     

    一方、プロの屋根点検業者は、専用の工具や機器を使用して細部まで確認し、適切なメンテナンスを提案してくれます。

     

    時間や費用がかかる分、安心して屋根点検を任せられるでしょう。

     

    自分でできる屋根点検の方法

    屋根点検と聞くと、屋根の上に登って点検を行うイメージが強いでしょう。

     

    しかし、屋根の状態を確認する際、必ずしも屋根に登らなければならないわけではありません。

     

    最終的に細かく屋根の状態をチェックするときは屋根の上に登る必要がありますが、屋根に登らなくても自分で不具合があるかを見つける方法があります。

     

    では、自分でできる屋根点検の方法を見ていきましょう。

    上の階から屋根を確認する

    自宅の構造によりますが、上の階から屋根の状態を確認するという方法があります。

     

    下屋根がついている住宅の場合、2・3階の窓から下屋根を見られるため、屋根の状態を確認できます。

     

    下屋根とは、母屋に差しかけてつくられた屋根のことです。たとえば、玄関ポーチや縁側などで、半屋外の空間で雨に濡れない場所を作るために設置されます。

     

    ただし、身を乗り出したり、無理な体制で確認したりするのは危険なのでやめましょう。

    自宅よりも高い位置から屋根を見る

    総2階の住宅など、家の形状によっては上の階の窓から屋根の状態を確認できないことがあります。

     

    その場合、自宅よりも高い位置から屋根の状態を確認する方法がおすすめです。

     

    たとえば、家よりも高い位置にある道路や橋、公園に行って確認してみましょう。

     

    遠目で確認することになるケースが多いため、双眼鏡などを使うと屋根の状態を細かく確認できます。

    屋根裏や上の階の押し入れを確認する

    屋根裏や屋根につながる上の階の押し入れをチェックする方法もおすすめです。

     

    屋根の不具合が発生している場合、屋根裏や上の階の押し入れなどに雨染みや雨漏りが発生することが多くなります。

     

    屋根裏や押し入れは、家の中から確認できるため、危険のない範囲で確認してみてください。

    外壁をチェックしてみる

    屋根に不具合が発生しているか調べる際、外壁をチェックしてみるのもおすすめです。

     

    屋根と外壁は関係のない箇所に感じられるかもしれませんが、台風や地震などの災害が起こると、外壁にも不具合が生じやすくなります。

     

    また、雨樋が外れによって通常なら濡れていない場所の外壁部分に濡れや汚れができていたり、破損した屋根材によって外壁に傷が付いていたりすることがあります。

     

    屋根に不具合が生じることで、外壁にも異常が不具合が出ることがあるため、外壁にも注目してみるのがおすすめです。

     

    外壁を点検する際も無理に高いところに登らず、地上から目視でチェックしてみましょう。

    業者に依頼するときの屋根点検の方法

    自宅の2・3階の窓から下屋根を確認する、室内から屋根裏や屋根に隣接する押し入れを確認するといった方法で、屋根をセルフチェックできます。

     

    しかし、より詳細に屋根の状態を確認するには、屋根の上に登って点検を行う必要があります。

     

    先に解説しているとおり、屋根の上に登って点検を行うのは高所作業にあたり危険を伴うため、業者に依頼するのが基本となります。

     

    では、業者に依頼するときの屋根点検の方法を見ていきましょう。

    目視・触診による点検

     

    業者に屋根点検を依頼する場合、目視・触診で点検を行う方法があります。

     

    屋根に登って屋根の状態を見たり、触ったりして確認することで、屋根材の欠けやズレ、ひび割れなどを細かくチェックできます。

     

    また、状態によっては応急処置も可能であることがメリットです。

     

    ただし、高所作業となるため危険を伴うことや、一つひとつ手作業で点検していくため時間や費用がかかりやすいことなどが注意点です。

    ドローンによる点検

    近年では、ドローンによる屋根点検を行う業者も増えています。

     

    ドローンに高性能なカメラを搭載し、屋根を撮影してデータをチェックする方法です。

     

    ドローンを屋根点検に活用することで、作業員が直接屋根に登る必要がなくなるうえに、作業員数も減らせることがメリットです。

     

    目視・触診による点検よりも、点検にかかる作業員数や時間を削減できるため、コストメリットが大きい方法として注目されています。

     

    関連記事:ドローンによる屋根点検のメリット・デメリット!費用相場や点検の流れについても解説

     

    ドローンによる屋根検査は自分でも行える?

    屋根点検を検討している方のなかには、

    「ドローンを飛ばすだけなら、高所作業にならないし自分でも屋根点検ができそう」

    と考える方も多いでしょう。

     

    結論として、ドローンを飛ばすのに特別な資格や免許は必要ないため、操縦することは可能ですが、一人で行うのはおすすめしません。

     

    屋外でドローンを飛ばすときは、航空法や小型無人機等飛行禁止法など、さまざまな法律や条例で飛行ルールが定められています。

     

    たとえば、航空法ではドローンの飛行禁止空域や飛行方法に関して規制を設けており、屋根点検を行うときも条件をクリアしなければなりません。

     

    申請を行い、許可を取得できれば飛行可能になるケースもありますが、手続きに手間や時間がかかります。

     

    さらに、ドローンの操縦に慣れていないと、自宅や近隣の住宅・自動車などを傷つけてしまったり、墜落させてしまったりするリスクが伴います。

     

    そのほか、撮影したデータを分析し、屋根に異常があるのか見つけるのも、専門的な知識や技術が必要になるでしょう。

     

    このように、単にドローンを操縦できれば屋根点検を実施できるわけではないため、ドローンによる屋根点検を実施する場合も、業者に依頼するのがおすすめです。

     

    ドローンによる屋根点検については、以下の記事で詳しく解説しています。

     

    関連記事:ドローンによる屋根点検のメリット・デメリット!費用相場や点検の流れについても解説

     

    業者に屋根点検を依頼するときの費用相場

    業者に屋根点検を依頼する場合、費用面が気になる方も多いでしょう。

     

    ここでは、業者に「目視・触診による検査」と「ドローンによる検査」を依頼したときの費用相場について解説します。

    目視・触診による検査

    目視・触診による屋根点検を業者に依頼する場合、5,000円~1万円が相場となります。

     

    業者のなかには点検を無料で実施しているところもあるため、事前に費用について確認してみてください。

    ドローンによる検査

    ドローンによる屋根点検は、サービスによって費用相場が変わります。

     

    【サービスと価格の例】

    • ドローンによる屋根点検のみ:1万円~
    • ドローンによる屋根点検と点検結果の報告書作成:2.5万円~
    • 赤外線センサー搭載のドローンによる屋根点検:8万円~

     

    このように、ひとえに点検といっても、どのようなドローンで、どこまで対応してもらうのかによって費用相場が変わります。

     

    また、調査する屋根の大きさなどでも費用が変わるため、詳細な費用を確認したい方は、業者に見積もり依頼をするのがおすすめです。

     

    屋根点検業者の選び方

    屋根点検に対応している業者は数多くありますが、ポイントを押さえて信頼できるところに依頼することが大切です。

     

    大切な住まいのためにも、屋根点検業者の選び方について見ていきましょう。

    屋根点検・修理の実績が豊富か

    まず、屋根点検・修理の実績が豊富かを確認するようにしましょう。

     

    実績が豊富な業者は、さまざまな屋根の種類や状況に対応してきた経験があるという裏付けになるため、信頼性が高いと言えます。

     

    業者のHPに掲載されている施工実績をチェックするなどして、どれだけの実績があるかを確認しましょう。

    細かく写真・動画を撮って状態を見せてくれるか

    点検を行う際、写真や動画を撮影してどのような状態か説明してくれる業者も信頼性が高いといえます。

     

    屋根は依頼者が直接確認することはむずかしい箇所です。

     

    依頼者が屋根の状態をチェックできないことを利用して、不要な修理を提案して高額な費用を請求したり、点検時に屋根を破損させて必要な修理箇所を増やしたりするといった、悪質な業者もゼロではありません。

     

    しかし、細かく写真や動画を撮影し、屋根の状態を見せながら状態を説明してくれる業者なら、信頼性が高くなります。

    ドローン点検が出来るか

    ドローンによる屋根点検を検討している場合、業者がドローン点検に対応しているかについても確認しておくようにしましょう。

     

    ドローンによる屋根点検は、従来の方法と比較して安全性や効率、費用面などでさまざまなメリットがあります。

     

    ただし、屋根点検に対応している業者のすべてが、ドローンを使えるとは限りません。

     

    ドローンによる屋根点検の実績などを確認し、信頼できるところに依頼するようにしましょう。

    補修が必要の際、火災保険や助成金を取り扱うことができるか

    台風や大雨などで屋根の補修が必要になった場合、火災保険や助成金に関するサポートが可能かについても確認しておきましょう。

     

    屋根の補修が必要になった理由や補修内容によっては、火災保険や助成金を適用できる場合があります。

     

    しかし、火災保険や助成金の申請は手続きがやや複雑であり、施工の流れも一般的な修理とは異なるケースがあります。

     

    依頼者はもちろん、業者も火災保険や助成金の知識やノウハウがあればスムーズに手続きを進めやすいため、利用を検討している方は火災保険や助成金のサポート面についてもチェックしておくのがおすすめです。

    無料点検サービスがあるかどうか

    一部の業者では、アフターフォローの一環として定期的な無料点検サービスを提供している場合があります。

     

    特に、屋根塗装を行った後や、新築時の住宅業者によるメンテナンスサービスなどが該当します。このような無料点検サービスがあるかどうか、事前に確認することをおすすめします。

     

    屋根点検は自分で行うよりも専門業者に依頼しよう

    今回は、屋根点検は自分でできるのか、必要性やタイミング、費用相場などを解説しました。

     

    屋根点検は高所作業となるため、自分で屋根に登って点検を行うのはおすすめしません。

     

    転落して怪我をするリスクがあるのはもちろん、屋根材を傷つけたり、きちんと点検できなかったりして、屋根の状態を悪化させる可能性があるからです。

     

    そのため、屋根点検は自分で行わずに専門業者に依頼するのがおすすめです。

     

    屋根点検の方法は、「目視・触診による検査」と「ドローンによる検査」の2つがあり、特徴やメリット・デメリットを比較して自宅に合う方法を選択してください。