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厳選ドローン業者をご紹介
外壁塗装を行う際は、工事を実施する前に外壁の状態を点検する必要があります。
これまでは職人が目視で調査する方法が一般的でしたが、近年ドローンによる点検を行う塗装業者が増えてきました。
今回は外壁塗装のドローン点検をテーマに、ドローン点検のメリットやデメリット、ドローン点検を行っているおすすめの塗装業者を紹介します。外壁塗装を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装のドローン点検には、主に以下の4つのメリットがあります。
1つずつ見ていきましょう。
外壁塗装を行う際は、工事着工前に外壁の劣化・破損具合を点検します。点検ははしごを使用したり、足場を組んだりする場合がほとんどです。そのため人間が点検する場合は、建物全体の状態を把握するのにその都度移動しなければならず、時間も手間もかかります。
しかしドローンの機動力を活かせば、外壁だけでなく屋根にいたるまで建物全体を容易に点検できます。
リモコン操作で簡単に移動できるため、スムーズに点検が進むでしょう。
外壁塗装の事前調査を人力で行うとなると、どうしても人件費がかかります。2階建て、3階建て住宅の外壁塗装の場合、さらに足場設置費用がプラスされます。
ドローン点検の場合、人間が直接足場を組んで外壁を調査する必要がないため、その分の費用がかかりません。人件費費用を抑えられるというメリットは、ドローンを活用した調査全般にいえるでしょう。
通常の点検では、まず外壁の状態を業者が確認し、写真や映像に記録した後に依頼主が確認します。確認後さらに気になる場所があれば、この一連の流れをもう一度行わなければなりません。悪質な業者の場合、実際の外壁の状態よりもひどく報告し、塗装費用をつり上げるというケースも。
しかしドローン点検では、飛行中の映像をリアルタイムで業者と依頼主が確認できます。時間短縮につながるだけでなく、業者と依頼主が一緒に確認することによって、点検の透明性も期待できます。
人力を必要としないドローン点検は、作業員の事故のリスクが低いというメリットがあります。
外壁塗装の点検では、足場やはしごを使った高所作業が発生します。外壁塗装の点検に限らず、高所での作業は転落などの事故が起こりやすく、作業員が死亡するケースも少なくありません。
ドローン点検であればこうした事故のリスクが低いため、作業員の安全性も確保できます。
一方で、外壁塗装のドローン点検には以下のデメリットがあります。
1つずつ見ていきましょう。
ドローンには高性能なカメラが搭載されていますが、それでも職人の目視や触診ほど正確に状態を把握することはできません。
一見問題のない外壁でも、実際に触ってみると微細なクラックがあったり、浮きがあったりする場合もあります。
外壁塗装のドローン点検は過渡期といえるため、今後目視や触診と同レベルの細かな点検ができるようになる可能性もあります。しかし現状はまだ、目視や触診の方が点検の細かさでは勝るでしょう。
外壁塗装の点検だけに限らず、雨や風が強いときはドローンを操縦できません。
具体的には、風速5m/s以上からドローンのGPS位置が保持できなくなり、操縦が不安定になるといわれています。
人間が点検するのであれば、多少風が強くても作業可能です。天候に左右されやすいのは、ドローン点検のデメリットといえるでしょう。
ドローンはどこでも操縦可能というわけではなく、飛行を禁止されているエリアがあります。
主なドローンの飛行禁止エリアは以下の通りです。
なかでも注意したいのが、DID(人口集中地区)です。
DIDとは人口密度が特に高い地域のことで、東京や大阪、名古屋といった大都市はDIDに指定されています。
DIDでドローンを飛ばすには、地方航空局に申請し、許可をもらわなければいけません。都市部に自宅がある場合は、ドローンの飛行が可能かどうか一度確認しておきましょう。
関連記事:ドローンの飛行に申請は必要?条件や申請方法、ポイントを徹底解説
外壁塗装でドローン点検を行う前に、いま一度ドローンの飛行ルールを見ておきましょう。国土交通省では、ドローンの飛行ルールを以下のように定めています。
国土交通省のホームぺージで、ドローンの飛行ルールを細かく確認できます。
ドローンの飛行に免許や資格は必要ありません。現在あるドローンの検定資格はあくまでも民間の認定資格のため、取得は任意となっています。
主なドローンの検定資格は以下の通りです。
資格がなくても、外壁塗装のドローン点検は可能です。しかし依頼する側としては、資格保有者の方が安心できます。ドローン点検の業者を選ぶ際は、ドローンの資格を持っているかという点も気にして見ていくと良いでしょう。
また、資格が必要ないからといって自分で外壁調査を行うのはおすすめしません。外壁の劣化具合や破損状態は素人では判断しにくく、本当は修復が必要なのに見落としてしまうといった自体が起こりやすくなります。外壁塗装のドローン点検は、必ず業者に依頼するようにしましょう。
外壁塗装のドローン点検の費用相場は、戸建て住宅で3万円ほどです。これはあくまでも点検のみの費用で、大抵は点検費用や作業費用、諸経費が合算されて請求されます。
ドローン点検の費用相場を建物の種類別でまとめました。
悪徳業者のなかには、「点検にドローンを使用するから」という理由で必要以上に費用を吊り上げるところがあります。高額なドローン点検費用は怪しいので、こうした業者は選ばないように注意しましょう。
ここからは、ドローン点検を実施しているおすすめの塗装業者を5社紹介します。
画像引用元:三和ペイント公式サイト
三和ペイントは35道府県で展開する塗装会社です。年間2,800棟以上の塗装を担当し、これまでの施工実績は約30,000棟にのぼります。
三和ペイントは2007年の創業以降、塗料メーカー大手の関西ペイントとタイアップし、商品開発にも力を入れています。質の高い塗料と腕の確かな職人の技術による塗装は、顧客からも評判です。
また、三和ペイントはアフターサポートも充実しており、施工後1年・5年・10年のタイミングで無料の定期点検を実施しています。
会社名 | 三和ペイント株式会社 |
住所 | 大阪府大阪市淀川区西宮原1丁目8番10号(本社) |
電話番号 | 0120-41-4638 |
対応エリア | 北海道、福島県、神奈川県、群馬県、茨城県、千葉県、埼玉県、新潟県、石川県、岐阜県、静岡県、愛知県、大阪府、兵庫県、岡山県、愛媛県、福岡県 |
主な実績 | 年間施工数2,800棟以上
累計施工実績約30,000棟 |
料金プラン | 【外壁塗装】
30坪(塗装面積100㎡):約60~100万円 40坪(塗装面積145㎡):約約80~130万円 |
公式サイト | https://www.sanwa-paint.jp/ |
※2024年5月時点
画像引用元:ガイソー公式サイト
ガイソーは住まいの外装リフォームを専門とするリフォーム会社です。
気候の厳しい北陸で創業した経緯から、耐久性に優れた質の高いリフォーム・塗装を提供しています。
ガイソーは自社一貫体制を徹底しており、点検から施工、アフターサービスまですべて自社の職人が行います。職人の教育に力を入れているため技術水準も高く、安心して塗装を任せられるでしょう。優れた技術力は、最長10年の保証制度からもうかがえます。
ガイソーは北海道から九州まで、全国で展開しています。支店によってドローン点検を実施してない場合もあるので、事前に最寄りの支店に確認しておきましょう。
会社名 | ガイソー株式会社 |
住所 | 富山県富山市二口町4丁目4‑4(本社) |
電話番号 | 0120-578-032 |
対応エリア | 全国(福井県、新潟県、山梨県、長野県、島根県、四国地方、鹿児島県を除く) |
主な実績 | 累計施工実績48,000棟以上 |
料金プラン | 状態によって異なる
(無料診断あり) |
公式サイト | https://www.gaiso.co/ |
※2024年5月時点
画像引用元:プロタイムズ公式サイト
プロタイムズは、塗料メーカーである株式会社アステックペイントが立ち上げた塗装工事のネットワーク組織です。
全国の優良工務店でつくられた組織で、2024年4月時点で245店舗が加盟しています。
プロタイムズでは、現場でのルールやマナー、施工方法に厳しい基準を設けています。職人によって仕上がりが左右されることがないため、常に高品質なサービスを提供しています。
プロタイムズもガイソー同様、加盟店ごとにドローン点検の実施状況が異なります。依頼前に最寄りの加盟店舗の対応可否を調べておきましょう。
会社名 | 株式会社アステックペイント |
住所 | 福岡市博多区博多駅東3-14-1T-Building HAKATA EAST 9F(本社) |
電話番号 | 092-626-3335(問い合わせ窓口)
0120-799-888(無料見積もり窓口) |
主な実績 | 建物の劣化診断実績129,000棟以上 |
料金プラン | 25坪(塗装面積115㎡):59万円~
30坪(塗装面積130㎡):64万円~ 35坪(塗装面積150㎡):73万円~ |
公式サイト | https://protimes.jp/ |
※2024年5月時点
画像引用元:ユーコーコミュニティー公式サイト
ユーコーコミュニティーは、18,000棟以上の施工実績を持つ屋根・外壁塗装の専門店です。最高級フッ素の塗装実績の多さから、10年連続で全国表彰されています。
ユーコーコミュニティーでは塗装施工店と塗料メーカー、塗料販売店の3社が協業し、最長10年の保証書を発行しています。施工業者単体での保証制度はよくありますが、塗料メーカーや販売店が共同で保証を行うのは珍しいといえます。ユーコーコミュニティーが信頼でき、技術力も高い会社であることがわかります。
また、ユーコーコミュニティーは自社職人の40%が女性です。この女性比率の多さは塗装業者の中でも珍しく、依頼主からも評判となっています。
会社名 | ユーコーコミュニティー株式会社 |
住所 | 東京都新宿区西新宿6-6-2 新宿国際ビルディング本館6F |
電話番号 | 0120-1010-19 |
対応エリア | 東京都、神奈川県 |
主な実績 | 累計施工実績18,000棟以上 |
料金プラン | 【2階建て(30坪)の場合】
ウレタン塗料:70~110万円 シリコン塗料:80~125万円 フッ素塗料:90~140万円 無機塗料:110~165万円 |
公式サイト | https://www.yuko-community.co.jp/ |
※2024年5月時点
画像引用元:コーホーペイント公式サイト
コーホーペイントは、関西エリアで展開する創業41年の塗装会社です。
コーホーペイントでは、高い断熱性と耐久性を誇る最先端の塗料「GAINA」を使用しています。
また、フッ素塗料の改良版「フッ素1」も用いるなど、性能にこだわった外壁塗装が魅力です。
最長15年の保証がついているほか、施工後2~3年ごとに無料メンテナンスを実施するなど、充実したアフターサポートも評判となっています。
塗装費用も同業他社に比べてリーズナブルで、コストパフォーマンスの高さも特徴です。
会社名 | 株式会社コーホーペイント |
住所 | 大阪府吹田市天道町4番24号 |
電話番号 | 06-6389-1555 |
対応エリア | 大阪府、京都府、滋賀県、兵庫県、三重県、奈良県 |
主な実績 | 累計施工実績:16,000棟以上 |
料金プラン | 【2階建て(29坪)の場合】
ウレタン塗料:76万円~ 無機塗料:98万円~ シリコン塗料:108万円~ フッ素塗料:145万円~ ※すべて手塗り |
公式サイト | https://www.koho-co.jp/ |
※2024年5月時点
外壁塗装でドローン点検を導入する業者は増えてきています。費用を抑えられる、事故のリスクが低いといったメリットが多くある一方で、目視ほど細かく点検ができないといったデメリットもあります。
ドローン点検のデメリットもきちんと把握してから、塗装業者を選ぶようにしましょう。
また、ドローンガイドでは、外壁塗装でドローン点検を行っている専門業者を全国から探すことができます。
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